昔、あるビジネスの先生から
こんな言葉をかけられました。
「前提条件をつける人は、うまくいかない」
その方は、100社以上の会社を経営し
総資産500億円を超えるビジネスオーナー。
正直、
僕は何億円稼ぐとか資産いくら
といったキーワードに
あまり惹かれないタイプです。
でも、そういう表面的な肩書きよりも
彼の言葉には深みと重みがありました。
彼が言うには、
「ブログで集客したい」
「YouTubeで生活したい」
「副業で成功したい」
と語る人の多くが実は
「前提条件をつけて」
物事を始めてしまっているそうです。
たとえば──
「子育てがひと段落したら、チャレンジしたいです」
「最初はあまりお金も時間もかけず、気軽にやってみようかなと…」
学生だから
仕事が激務
主婦だから…
そんな“前提”をつけた時点で
その挑戦はすでに失敗が約束されている、と。
覚悟がなければ、結果は出ない
彼が続けてこう言いました。
気軽な副業感覚で始めたって、うまくいくわけがない。
本気で取り組んでいる人と、そうでない人の差は、目に見える形で現れる」
確かに、YouTubeやブログ
英会話、筋トレ、資格取得──
どんな分野でも、
「本気でやっている人」
は、何かが違います。
それは“努力”という
単純な言葉だけでは説明できない
深いコミットメントです。
「とりあえずやってみる」
「気が向いたらやろう」
もちろん、
スタートを切るのは大切ですが
そういった中途半端な姿勢では
いくら時間をかけても成果にはつながりません。
価値があるものほど、簡単には手に入らない
例えば、
TOEICで900点を取る人がなぜ少ないのか。
それは、簡単ではないからです。
継続的な努力と計画性が求められます。
英語ができれば、仕事の幅が広がったり
海外でも活躍できるようになる。
つまり、
得られるリターンが大きい分
そこに至る道のりも険しいのです。
同じことが、ブログやYouTubeにも言えます。
世の中には、
「ブログで生計を立てたい」
「YouTubeで自由に暮らしたい」
と願う人がたくさんいます。
でも、実際にそれを実現できている人は
ほんの一握り。
なぜでしょうか?
答えは明確です。
「覚悟と継続が圧倒的に足りないから」
です。
好きなことで生きていく
という夢はとても素敵です。
でも、それは、
“楽して叶えられる”
という意味ではありません。
それだけの対価を払う覚悟がある人だけに
現実として実現するチャンスが与えられるのです。
「言い訳」や「前提条件」が足を引っ張る
よくあるパターンとして、
今の仕事が忙しいから…
まとまった時間が取れなくて…
主婦だから…
学生だから…
歳だから…
初心者だから…
といった言い訳や条件が
挑戦のブレーキになってしまうケースがあります。
もちろん、
事情があるのは当然です。
人生にはいろいろな局面があり
タイミングがあることも理解しています。
でも、
それを言い訳にして、
「何もしないまま数年経った」
という人を、僕は何人も見てきました。
逆に、
同じような制約があっても、
「その中でできることをやろう」
と動いた人は、少しずつですが前に進み
数年後には想像以上の
成果を出していたりします。
本気で変わりたいと思うなら、
「前提条件を外す」
ことが第一歩です。
完璧な準備が整ってからスタートする人なんて
どこにもいません。
成功している人は、未完成のままでも
迷いながらでも、とにかく“始めた人”なんです。
自分に問いかけてみてください
今、自分がやろうとしていることに対して、
「もし会社を一つ作るくらいの気持ちでやったら、何が変わるか?」
「“やらない理由”を探していないか?」
そう問いかけてみると
自分の本気度が見えてくるはずです。
前提条件をつけて動けないのは
ある意味“自分を守っている”とも言えます。
失敗したときの言い訳を
あらかじめ用意しておくようなものです。
でも、それでは何も変わりません。
すべての挑戦は、楽ではない
挑戦は、決して楽ではありません。
英語の勉強でも、筋トレでも、ビジネスでも
成果が出るまでには時間がかかります。
ときには、
「本当にこれでいいのかな…」
と不安になることもあるでしょう。
でも、
その過程を“本気で楽しめるかどうか”が
すべての分かれ道になるのだと思います。
楽しくない時期もある。
成果が見えずに落ち込むこともある。
その中でも淡々と続けることができる人が
最終的に、
「好きなことをして生きていける人」
なのです。
何かに挑戦するなら、まず、
「前提条件を外す」
ところから始めてみてください。
完璧じゃなくても、今の自分でできることをやってみる。
覚悟ができていなくても、まず一歩踏み出してみる。
その一歩が、数年後に、
「思ってもみなかった景色」
にあなたを連れて行ってくれます。
僕自身、何度も挫折や迷いを経験してきました。
でも、あのとき、
「前提条件を外して、始めてみてよかった」
と思える瞬間が、確かにありました。
あなたの挑戦も
きっとそうなると信じています。