先日、娘と二人で
福岡・博多を訪れたのですが
YouTubeに動画をアップしたところ
こんなコメントをいただきました。
「博多まで来て、
中洲の屋台に行かなかったんですか?
屋台好きとしては
行ってほしかったなぁ。」
たしかに、
博多といえば
ラーメンやおでんが楽しめる
屋台文化で有名です。
でも今回は
子連れでの旅行でした。
夜の屋台に行くという選択肢は
最初から頭にありませんでした。
そもそも今回の博多行きは
仕事での打ち合わせが目的で
出張でした。
僕が屋台に行かなかった理由
正直に言えば、方法はありました。
「子どもが寝たあとに一人で屋台に行く」
という選択肢です。
でも、僕はそれをしませんでした。
理由は2つあります。
まずひとつは、
子どもを一人にするリスク。
うちの娘はまだ5歳です。
もし火事や地震が起きたら?
たぶん、
一人で判断して外へ出ることは
難しいと思います。
夜中に目を覚まし
親がいないと気づいたら?
大声で泣いて
宿泊客に迷惑をかけたり
部屋から外へでたしまったり。
たとえ30分でも
一人にさせるのは
現実的ではありませんでした。
2つ目は、
子どもが楽しめる場所ではないから。
屋台は大人が楽しむ場所です。
狭いカウンター席に
酔った大人たちのにぎやかな声。
深夜営業。
無理に連れて行っても
娘はきっと、
「もう帰りたい」
と言ったでしょう。
旅のあとで知った、ある悲しい出来事
博多旅行から
2週間ほど経ったある日。
こんなニュースが
目に飛び込んできました。
「博多のホテルに宿泊していた4歳男児が、
父親の外出中にパニックとなり転落死」
父親が買い物に出ている間
子どもが突然目を覚まし
部屋を出てしまったそうです。
10階の非常扉を開け、
その先で誤って転落…
ニュースを読んだ瞬間
背筋が凍るような思いがしました。
もしあの夜、
僕が屋台に出かけていたら?
もし、
娘が目を覚まして
僕がいないことに気づいていたら?
想像するだけで
胸が締めつけられます。
事故があったのは
本当に悲しいこと。
でも、そこからまるで
自分のことのように
恐怖心にかられ
深く学んだのも事実です。
「まぁ、少しなら大丈夫」
その油断が
命を奪うこともある。
だから僕は
どんなに小さな判断でも
子どもの命を預かる者として
絶対に軽く考えないと痛感。
子育てには
自由の制限と引き換えに
大きな学びがある。
そしてその学びは
僕たちを
より優しく
より強くしてくれる。
旅先でも、
日常でも、
大切なものを
見失わないように。