僕の奥さんは約10年間
ドバイで働いていました。
出稼ぎとしてドバイへ行ったので
初任給は月給500ドル
だったらしいです。
(相部屋の住居、3食付き)
ちなみにドバイで働く
多くの出稼ぎ労働者、
インド、パキスタン、フィリピン
エジプト、アラブ系、アフリカ系…
彼らも似たような給料だったみたい。
もちろん、
最近は給与水準も良くなり
そういう出稼ぎの人でも
年収200〜300万円はあると思います。
当時は、
出世できる人=白人だけ
(ロシア、ウクライナ人も含む)
だったため出稼ぎ者が昇進するのは
かなり大変だったのですが、
今は不景気の影響でか
企業もコスパ重視になり出稼ぎ者でも
良い役職につけるようになってきました。
体感的にもドバイ郊外での生活レベルは
かなり向上してる感じがします。
そんな出稼ぎ労働者が支えている
ドバイなんですが
逆に上を見たらキリがありません。
数億円持ってる人はザラにいて
資産額は青天井。笑
ちなみに、
金持ちはドバイの南側に住み
出稼ぎ者はドバイの北側に住む。
かなり大雑把ですが
こんな棲み分けができています。
分かりやすく「金持ち」と書きましたが
「=出稼ぎ以外の人」の方が
適切かもしません。
例えば、
ドバイ北側エリア、
空港近くのデイラ
お隣のシャルジャへ行くと
白人はほとんど見かけません。
ほとんどがインド、パキスタン
エジプト、フィリピン人です。
ですが南側の
ダウンタウン、マリーナへ行くと
白人をよく見かけます。
一応、補足ですが
ドバイの治安に関しては
どこのエリアもかなり安全と言えます。
ただ、
あくまでも僕の意見ですが
日本人が北側エリアに住むのは
ちょっとキツイかなと感じます。
もちろん、
独身で子供がいなければ
住むエリアは関係ないでしょうが
子供が居ると話は別です。
最寄りの保育園、学校には
インド、パキスタン人だけ
みたいなことになります。
これに関しては
僕の知り合いの日本人やロシア人は
だいたいみんな同じ考えですかね。
何が言いたいのかと言うと、
ドバイで安く生活することは無理
ってことです。
ちなみに、
ダウンタウン、マリーナエリアで
家族4人で住める賃貸を借りる場合は
最低でも月30万円はしそうです。
生活コストをシュミレーションしてみると…
あくまでも一例ですが、
ドバイの領事館付属日本人学校
が運営する幼稚園の費用は
公式WEBサイトによると、
月間、
・保育料 AED 2,800
・バス代 AED 720
・合計 AED 3500
=14万円
僕は2人の子供がいるので
毎月28万円の出費です…
他の安い保育園やナニーを雇っても
最低月10万円は必要かと。
子供2人だと20万円。
月間の生活費をまとめると…
家賃 :30万
学費 :20万
食費 :6万
スマホ・インターネット:1万
お小遣い(夫婦) :6万
娯楽費、旅行 :3万
車維持 :5万
その他 :5万
ドバイVISA :7万
合計 :83万円
これだけの出費があるってことは
年収1000万円でトントン。
貯金は全くできません。
仮に安いエリアに住んで
家賃−10万、学費−10万
だとしても60万円です。
年収700万円でトントン。
以前プロフィールページで書いた
東京の生活費シュミレーションでは
年収600万円でトントンでしたが、
こうやって計算してみると
ドバイの方がお金がかかりそうです。
・・・
約5年前くらいに
こんな感じで計算し
結局ドバイでの生活を辞め
物価が安いロシアへ移住した訳です。
「生活費で消費 OR 余ったお金を投資」で差が広がった
プロフィールページからの引用ですが、
・そこそこ真面目に働いて
年収600万円くらいを得る
+
・年間100万円で暮らせる
物価が安い場所に住む
+
・税金を引いて余ったお金
300〜400万円を
投資に回して資産を築く
結果的かもしれませんが
こんな考えを持って
ロシア生活をはじめました。
・ドバイでバリバリ働いて貯金0円
OR
・ロシアで節約生活で資産を作る
この後者を選択した訳ですが
結果的に正解でした。
浮いたお金を毎年投資に回したことで
運良く2倍くらいになりました。
もちろん、
未来のことは誰もわかりません。
この先、戦争の影響などで
全てを失うかもしれません。
ですがあくまでも今現在は
納得行く生活を送れています。
選択(行動)することで人生はかわる
それにしても、
当時の僕がもし
ドバイでの子育て生活を
選択していたら…
今もセカセカ仕事漬けで
精神的に余裕がなく
子供と遊ぶ時間もほぼ無い、
そんな生活を送っていたと思います。
ちなみにそうだとしたら
間違いなくYoutubeはやってないので
Youtuneやブログからの、
多くの素敵な出会いも無かった…
と思うと恐ろしくゾッとします。
本当この選択肢は間違っていなかった
そう感じることができます。
僕が大きかったなと思う選択肢、
・10年のサラリーマン生活を辞め起業
・会社拡大路線から逸れ→自分探しの旅
・ドバイでは無くロシアに住む
もちろん途中ではトラブル、苦労など
正直、後悔したことも多々ありました。
ですが人生において今の選択肢を選び
とても良かったなと思ってます。
・・・
このあたりで最後にしますが、
これからもひきつづき
選択(行動)を続けて行いくことで、
・素敵な出会い
・楽しそうな事
にどんどん出くわすかと思うと
すごくワクワクします。
そんなワクワク感を大切に
日々を過ごして行きたいものです。
それでは。